製品ニュース
SMKトップ > プレスリリース一覧|2012年度 > 異形加工を実現した静電容量式タッチパネルを開発、発売
 

異形加工を実現した静電容量式タッチパネルを開発、発売

    
当社は、異形加工が可能な静電容量式タッチパネルを開発し、発売を開始しました。
近年、スマートフォンやタブレット端末など、薄型化・デザイン性に優れたタッチパネルのニーズが高まっております。
本製品は、異形加工を実現するため、切削加工を行わず化学薬液を用いてガラスを溶かしてカットする“ケミカルエッチング工法”を採用しています。“ケミカルエッチング工法”を用いることで、複雑な形状や穴あけ加工も1工程で実現でき異型加工が可能です。同時に、カット面に小さなキズ(マイクロクラック)を生じないため、割れに対する強度劣化が少ないというメリットもあります。
また、本製品はガラス一枚のみでタッチパネルのセンサー機能と化粧板を兼用したワングラスタイプであり、薄型化・狭額縁・高透過の特徴も備えております。
タッチパネルの”様々なニーズへの形状対応”は、スマートフォン以外でも求められており、デザイン性を求める用途へ幅広く展開すべく拡販を進めて参ります。

本製品は2012年6月6日~8日に“SHINAGAWA GOOS”で開催した当社技術展 「TEXPO 2012」に出展しました。


発表日 2012/09/28
リリース番号 965tp
製品名 異形加工 静電容量式タッチパネル
特長 1)ガラスのカット加工をケミカルエッヂングで行っているため、複雑な形状や穴あけ加工も1工程で対応できます。
2) ガラスのカット面にキズ(マイクロクラック)が付かないため割れに対して高強度です。
3) 各種ガラス材(ソーダライムガラス、アルミノシリケートガラス)に対応します。
主な仕様 読み取り方式 静電容量方式(投影型 相互容量式)
対応サイズ  2.5インチ~8インチ
対応ガラス厚み  0.7mm、0.55mm、0.50mm
用途 スマートフォン、タブレット端末、ポータブルゲームなど
生産能力 月産 20万台(4.5インチ換算)
お問い合わせ お問い合わせはこちら
製品レパートリー 静電容量式タッチパネル 製品情報ページ