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社員との関わり

人権尊重 - 人権・機会均等

SMKは、社員一人ひとりの職業生活と個人生活の調和を考えて支援しています。

■ SMKグループ社員行動規範における人権尊重規定

SMKでは、「SMKグループ社員行動規範」の中に人権の尊重に関する条項を定めています。あらゆる企業活動の場面において、各人の人権を尊重するとともに、出生、国籍、人種、民族、信条、宗教、性別、年齢、各種障害などの理由による差別や個人の尊厳を傷つけるような行為は行わないことを基本としています。

■ 女性の活躍推進

SMKでは、従来より人材の多様性を尊重した組織づくりを推進しており、国籍や性別にかかわらず、様々な人材を採用しています。女性の活躍推進についても重要な経営課題の一つとして取り組んでおり、仕事と育児の両立を支援する制度だけでなく、女性社員が能力を発揮できる環境の整備や、社内の意識改革を推進しています。
2016年4月1日に施行された女性活躍推進法に基づくSMKの行動計画では、女性採用活動の強化、男女ともに活躍できる柔軟な働き方の検討、女性管理職候補の育成を5カ年の重点目標に掲げ、その取り組みを展開しています。

女性活躍推進法に基づく行動計画 第二期 (0.3MB)

女性社員を対象としたスキルアップ研修
女性社員を対象としたスキルアップ研修の様子

■ 育児休職制度

育児に専念する人(男女)を対象に、3年以内の休職がとれる制度です。
女性社員:産前産後休暇(各8週間有給)終了時から3年以内の期間取得できます。
男性社員:子供が出生してから3年以内の期間取得できます。

■ 看護休職制度

父母、配偶者、子供等の看護に専念する人が、1年以内の期間取得できます。

■ その他の休職制度

ボランティアや自己啓発等柔軟に認めています。

■ 短時間勤務制度

育児または看護をしながら継続して勤務するための制度です。短時間の勤務時間は、一日5時間45分~7時間45分の内で、本人が希望する時間です。
適用期間は、
(1)育児の場合:小学校に就学するまでの期間
(2)看護の場合:1年以内 です。

■ リハビリ出勤勤務制度

傷病で長期欠勤していた人が、円滑に職場復帰を果たせるようにするための制度です。勤務時間は、一日1時間30分~7時間45分内の希望する時間で、期間は7ヶ月未満です。

■ 社内FA制度

社員に能力を発揮する機会を与え、モチベーションの向上を図ることを目的とし、社内フリーエージェント(FA)制度を導入しています。FA権を取得した社員は人事異動の希望を会社に申し出ることができます。

■ 社内公募制度

SMKグループには、各部署で人材を得るときに、幅広い社員から希望を募る社内公募制度があります。公募合格者の異動に対しては、異動元の所属部署に拒否権はありません。

雇用・労使間関係

SMKは、社員のゆとりと豊かさを実現し、快適で安全な職場環境を確保するとともに、従業員の人格・個性を尊重します。

■ 国際ルールの遵守

SMKは、国の内外を問わず、現地の習慣および文化を尊重しつつ国際ルールを守り、「良き企業市民」として現地の発展に寄与する経営を行っています。

■ コミュニケーションのとれた労使関係

SMKは、経営層と社員間でコミュニケーションのとれた良好な関係を築いています。期初には、経営計画説明会という会社の目標を社員に伝える機会を設け、その年の経営層の方針に対する情報の共有化と理解を図っています。また、労使の代表者による賃金専門委員会を設置して、賃金制度の改定を行っています。

人事制度・人材育成

SMKは、未知への挑戦意欲の強い、自主、自立、自助努力、自己責任能力のある人材を育成し、それぞれが最大限の能力を発揮し成長できるよう様々な制度の拡充に努めています。

■ トランスナショナル人事制度

SMKでは国内外全てのグループ会社に、統一の等級制度を適用し、国内外を問わず全ての従業員に均等な機会を提供しています。等級制度の他に、人材育成、評価制度、昇格制度など、主要な人事制度は全てトランスナショナルベースで運用しています。

■ 人材育成

SMKでは各地域、各階層、各職能において新入社員から管理職までの、社員一人ひとりのスキルアップを支援する教育研修システムを構築しています。SMKグループでは階層別教育と営業・技術・生産管理等の職能別教育や配属先のOJT教育、通信教育(期間内終了者には受講料の半額費用援助あり)等を組み合せた研修を展開しています。またトランスナショナル企業として2001年4月より英語を公用語として採用しており、日本では語学の研修制度(社内英会話・中国語教室、社外学校授業料援助等)も充実しています。

異文化コミュニケーション研修
異文化コミュニケーション研修の様子

■ 評価制度

<目標管理制度>
SMKでは、年度ごとに本人が業務目標を決め、年度終了後、上司との間で達成度を評価し、次年度の課題を話し合い社員の貢献・成長を公平に評価し成長を促進するようにしています。この業務目標達成度は、業績評価とリンクしており、個人の努力を処遇に反映しています。

<自己申告制度>
全社員を対象に自己申告制度を毎年1月に実施しています。会社や他部門、自部門に対する提案・要望や異動希望などを提出することができます。申告内容は必ず検討され、必要性に応じてすぐに実現する体制をとっています。

■ ワークライフバランスの充実

SMKでは多様化するライフスタイルに応じて社員一人ひとりがその能力を最大限に発揮することができるよう、法制度の規定よりさらに進んだ独自の人事制度の充実を図ってきました。フレックス勤務制度、フレックス休日制度、育児(3年間)休職・看護休職・短時間勤務・リハビリ出勤制度など社員が充実した生活を送れるよう会社としてのバックアップ体制は万全です。また、トランスナショナルに展開する世界各地の事業所ではその地域の習慣・ニーズに沿った制度を幅広く展開しています。

■ 社員子女奨学金制度

SMKは次代を担う大学、短大、専門学校、高校に通う社員の子女に対して返還不要の奨学金を支給しております。卒業後に彼らが日本・世界の発展に貢献出来る人材に育つことを願い、育成をサポートしております。

安全衛生

SMKは、従業員のゆとりと豊かさを実現し、快適で安全な職場環境を確保するために、次のような取り組みを行っています。

■ 安全確保への取り組み

社員の安全と防災意識を高めるため国内外の事業所で年に一回、消火訓練や避難訓練を開催しています。事業所内において、火災をはじめとする災害が発生した時に、地元消防署と協力し初期消火、避難誘導にあたるための自衛消防隊を結成しています。救助が必要な場合なども、自衛消防隊が中心となって活動にあたっています。また、社員のみならず近隣住民にも貢献できるようAEDの設置も行いました。

訓練

■ 健康維持への取り組み

社員の健康を維持・促進するために、社内ネットワークや朝礼などを通して、健康保険組合からの情報や、社員の健康に関する案内、キャンペーンなどの紹介を行っています。また、健康への取り組みに対する補助金制度を充実させて、社員一人ひとりの健康を目指しています。

■ メンタルヘルスケアへの取り組み

メンタルヘルスケアへの取り組みとして、発生予防を第一に考え全社員を対象としたセルフケア研修や管理職への講習を行っています。また、契約医療機関からの専門スタッフや社内相談員による相談体制を充実させ、メンタル不調の早期発見や、リハビリ勤務制度を利用した復職支援にも取り組んでいます。