業界最小、最低背を実現「スイッチ付高周波同軸コネクタTS-12」を開発

　　　　　
当社はこのほど、スイッチ付高周波同軸コネクタ「TS-12シリーズ（小型・低背タイプ）」を開発しました。近年、スマートフォンなど高機能な携帯端末の普及が進んでおります。高機能端末では、複数のアンテナ機能を有する事が一般的となっており、それに伴い、高周波特性検査用同軸コネクタの搭載員数も増加しております。また、セット高機能化に伴う基板高密度化、さらなるセット小型化の要請に伴い、部品の小型化が強く求められております。
本製品は、小型・薄型化が求められる移動体通信機器向けに開発した、内部アンテナ検査用スイッチ付同軸コネクタです。使用周波数範囲はDC～6GHzまでをカバーし、高整合で良好な周波数特性を備えております。レセプタクル内にスイッチ構造を設け、プラグとの嵌合でスイッチが切り換わる構造で、出力検査が容易に行なえます。外形サイズは、横幅 1.7mmx1.67mm、高さ 0.88mmで、弊社従来品比（TS-11）約50％の省スペース化、約92％の低背化を実現しました。
本製品は、10月5日から開催のIT･エレクトロニクス総合展「CEATEC JAPAN 2010」に展示し、今後も積極的な販売活動を展開してまいります。