低背、操作性を向上 バックフリップロック方式のFPCコネクタ 「BF-51シリーズ」を開発、発売

　　　　　
当社はこのほど、バックフリップロック方式のFPCコネクタ「BF-51シリーズ」を開発、発売を開始しました。
本製品は0.5mmピッチのライトアングルタイプ、ZIF構造を採用、さらにカバーの開閉をバックフリップ方式とすることにより、操作性、およびFPCの引き回しの自由度向上に貢献します。
近年、AV機器や車載機器においては、設計自由度の向上と安定した接触信頼性が要求されています。
従来のフロントフリップ方式では、FPCの上方向への十分な引っ張り強度の確保が困難なためにFPCの引き回し方向に制限がありましたが、本製品は、バックフリップとすることでカバーに直接負荷が掛からない構造とし問題を解決しています。
また、FPCとの接点位置は上下両接点とし、それぞれバネ性を設けているためFPC機器内配線の自由度の向上と共に、安定した接触信頼性を確保しています。適合FPCは、引っ張り強度を高める耳ツキ形状、及び標準的なストレート形状の両方に対応します。
上下両接点でありながらコネクタの高さを1.8mmに抑えた小型タイプを実現しており、AV機器、車載機器、事務機など幅広い用途への展開を見込んでいます。