操作性・デザイン性を向上 スイッチ一体型 静電容量式タッチパネルを開発

　　　　
当社はこのほど、スイッチ一体型 静電容量式タッチパネルを開発し、受注活動を開始しました。
近年、カーナビゲーションやセンターコントロールなどの車載用途において、フルフラット対応が可能で、操作性に優れる静電容量式タッチパネルの搭載が増えています。
また、操作パネルの周辺部もメカニカルスイッチではなく、静電タッチスイッチを使用したフルフラットでスタイリッシュなデザインのニーズが高まってきております。
本製品は、静電容量式タッチパネルと静電タッチスイッチを一体型にすることにより、フルフラットでスタイリッシュなデザインを実現しました。
従来は、別々に必要であった静電タッチパネル部と静電タッチスイッチ部のコントローラを一つのコントローラで制御することを可能とし、操作性を向上させました。また、静電タッチスイッチのレイアウトが自由にできるため、デザイン性の向上にも貢献しております。
サイズは、10インチのディスプレイサイズまで対応し、静電タッチスイッチは最大24キーまで増やすことが可能です。
当社は、今後ますます拡大が見込まれる車載用途向けに静電容量式タッチパネルのレパートリー拡充を進めてまいります。
生産は、フィリピン工場で月産 10万台を計画しています。

本製品は2012年6月6日～8日に“SHINAGAWA GOOS”で開催した当社技術展 「TEXPO 2012」に出展しました。