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直射日光が当たる環境でも操作が可能
外乱光耐性を向上させた光学方式タッチパネルを開発

 当社はこのほど、外乱光耐性を強化した光学方式タッチパネルを開発しました。
 光学方式タッチパネルは、抵抗膜方式タッチパネルのようなセンサーへの物理的接触が無いため、高耐久・長寿命という特性を有しており、不特定多数のユーザーが操作を行うATMや券売機などの用途に広く用いられています。
 また、光学方式タッチパネルは、赤外LEDの光が遮られた位置を受光素子が検知する方式であるため、太陽光のような赤外波長を含んだ外部からの光(外乱光)が受光素子へ届いてしまうとセンシングが出来ないことや誤動作を起こすという課題があり、外部の光がタッチパネルに当たる環境下では庇(ひさし)を設置するなどの対応が必要でした。
 本製品は、センサーの配置場所と当社独自のセンシング技術を採用する事により、外乱光耐性が当社従来比5倍以上(実測値)に向上しており、タッチパネルに外乱光が入りやすい窓際や屋外での使用を可能としました。
今後は、本製品を標準仕様(標準品)として商品化を行い広く拡販してまいります。


発表日 2015/11/19
リリース番号 1051tp
製品名 高外乱光耐性タッチパネル
特長 1) 本製品は、現行品と比べ外乱光耐性を5倍以上に高めました。
2) 直射日光の当たる環境でもタッチ操作が可能です。
3) タッチパネル外形やインタフェースは現行品と同じです。
※本製品は、技術開発段階の製品です。

主な仕様

読み取り方式 光学方式
入力方式 指(手袋を装着した状態でも可)
入力インタフェース シリアル/USB
サイズ 10.4~17インチ
基本分解能 6.6mm
対応OS Windows®7/8.1(各OSともに32bit版のみ)
用途 ATM、券売機、アーケードゲーム、KIOSK、受付端末等
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