製品ニュース
SMKトップ > プレスリリース一覧|2017年度 > Sigfox RFモジュール「WF931シリーズ」を開発=Downlink通信に対応=

Sigfox RFモジュール「WF931シリーズ」を開発
=Downlink通信に対応=

 当社はこのほど、IoTネットワーク「Sigfox」に対応したSigfox RFモジュール「WF931シリーズ」を開発しました。本製品は、Sigfox UplinkおよびDownlink*通信に対応した、外付けアンテナ、表面実装タイプの小型モジュールです。
 本モジュールを用いることにより、従来のUplink通信のみ対応のモジュールではできなかった、Downlink通信を利用したIoT機器の設定変更、再起動、状態確認などが可能になります。また、10月1日に改正された電波法施行規則に適合した指定周波数帯幅内で周波数ホッピング範囲を拡大しているため、耐干渉性が向上しています。
 電波法に基づく工事設計認証を30種類のアンテナと組合せた形で取得しているため、用途に合わせて接続アンテナを選択いただくことが可能です。なお、対応アンテナとの組合せ評価が可能な評価キットをご用意しています。
 当社は今後もLPWAに対応するさまざまな無線通信用モジュールのラインナップを拡充してまいります。

*2017年10月1日に施行された制度改正に伴い、日本でもSigfoxネットワークの
  Downlinkサービスが年内に開始される見込み。


【使用用途】
自動検針、施設管理、状態監視、配送物や設備の位置管理、スマート農業、
見守りサービス等



発表日 2017/11/22
リリース番号 1093RD
製品名 Sigfox RFモジュール「WF931シリーズ」
特長詳細

1) Sigfox UplinkおよびDownlink通信に対応。
2) 外付けアンテナ、表面実装タイプの小型モジュール。
    アンテナ接続用の同軸コネクタあり/なしの2タイプを用意。
3) 電波法認証において外付けアンテナを申請、認証を取得済み。
    30種類のアンテナリストから、用途に合わせたアンテナが選択可能。
4) 周波数ホッピング範囲を拡大し、耐干渉性を向上。
5) SigfoxモジュールP1認証取得済み。日本電波法認証取得済み。

主な仕様

  UPLINK DOWNLINK
周波数 923.2MHz
(バンド幅:192kHz)
922.2MHz
準拠規格 Sigfox RC3、ARIB STD-T108
外形寸法 13mm (W) × 13mm (D) × 2.3mm (H)
上位インタフェース UART
送信出力 +13dBm以下
受信感度 -126dBm
伝送速度 100bps 600bps
電源電圧 DC1.8~3.6V
消費電流 (VDD=3.3V) 送信時:55mA以下 受信時:15mA (TYP.)
スタンバイ電流 Sleep時:1.8μA (Typ.)、Deep Sleep時:0.1μA (Typ.)
ペイロード長 12bytes 以下 8bytes 以下
アンテナタイプ 外付け
動作温度範囲 -30℃ ~ +85℃
認証 Sigfox RC3モジュール認証、電波法:日本
受注活動開始時期 2017年11月
量産開始時期 2018年5月
印刷用PDFファイルダウンロード
PDF版のダウンロードはこちら


製品レパートリー 通信モジュール 製品情報ページ
お問い合わせ お問い合わせはこちら