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品質・顧客からの信頼

品質向上への取り組み

品質に対する考え方

SMKは「絶対品質」を信念として掲げています。その根幹にあるのは、直接製造に関わる部門だけではなく、間接部門も含めて会社全体で高い品質を実現すべきであるという考え方です。

TN品質向上委員会

全社の品質状況を経営層へ報告する場と同時に、国内外の生産事業所の責任者および品質保証責任者との情報共有の場としてTN品質向上委員会を開催しています。重大なクレームが発生した場合には、本委員会にて発生原因から再発防止までの詳細な報告が行われ、対応策が指示されます。

品質保証体制

SMKでは、国際規格であるISO9001をベースに、一貫した品質保証体制を構築しています。また、自動車産業向けの品質マネジメントの国際規格であるIATF16949も、国内外の6つ生産事業所で取得しています。品質マネジメントシステム取得事業所の一覧は、「認証取得状況」ページをご覧ください。

品質目標

SMKは「ZD(Zero Defect)」の実現を目指しています。営業から開発、設計、製造、検査、そして出荷、納品に至るまで、それぞれが各自の業務の質を上げ、それを全うすることで、初めて品質は保たれると考えています。特に力を入れているのは、製造工程で発生しうる問題点を製品開発の初期段階に潰し込むことにより、後の手戻りを削減するフロントローディング型設計開発およびデザインレビュー(DR)の定着です。
さまざまな取り組みの結果、クレーム件数は年々減少しています。

クリーンルームでの外観検査

全社を挙げての品質向上活動

毎年10月から12月をSMK品質月間と定めています。この期間中、各生産事業所から品質改善の取り組みや地域特有のトピックスを含めた朝礼(放送)を実施しています。そして、品質月間のメインイベントとして、毎年12月には「TN Q-Up活動発表大会」をSMKグループ全体で開催しています。この大会には各生産事業所で行われるQCサークル発表会の予選を勝ち抜いた代表チームが出場します。発表チームは、生産性や歩留まり改善、機能性向上など多様な改善活動の成果を発表し、共有します。これにより、自己啓発、相互啓発、そして職場の活性化を促進しています。

  • 職場で働く人々が、継続的に製品・サービス・仕事などの質の管理・改善を行う小集団活動

サプライヤーとの協働による品質向上

安定した品質の製品を供給するため、サプライヤーに対して品質監査を実施し、定期的に品質連絡会議を開催しています。この会議では、品質実績の報告、改善事例の共有、通達事項の伝達、教育などを通じて、課題解決のための議論や情報提供を行っています。

毎月開催している品質向上会議、メキシコ

顧客満足度向上への取り組み

顧客満足に対する考え方

SMKは、自らが社会に役立つ存在であることを追求し、グループ企業行動憲章の第一の原則として「培った高度技術を通じて、品質、コスト、安全性に優れた製品を開発しユーザーに提供し、信頼を得る」ことを掲げています。SMKの企業としての存在意義・価値を決める最も重要な要素は顧客満足度(CS)であると考えています。そのため、営業、設計、生産、品質管理の各部門や製造、生産の現場が一丸となって、顧客満足度の向上に取り組んでいます。

顧客満足度調査の実施

SMKでは、資材、技術、品質部門のお客様を対象に、毎年CSアンケートを実施し、製品の品質に限らず、SMKの活動内容や改善の取り組みがお客様にどのように受けとめられているのかを調査しています。

主なアンケート項目
  • SMKの印象
  • 環境対応
  • コスト
  • 納期
  • サービス
  • 技術
  • 品質

CSアンケートの結果は全社にフィードバックし、生産、技術、品質部門を中心に、改善の取り組みに反映させています。また、アンケートを通して見つかった問題に関しては、原因の分析と具体的な解決策を作成し、対策に取り組んでいます。